ごめんなさい。
体調不良のために10日以上も更新ができていません。
2018年の開幕に合わせてこのブログをスタートしたのに、開幕に合わせてインフルエンザにかかるという事態に巻き込まれていました(笑)
ということで、いつの間にか開幕していた2018年のRTDリーグのWHITE DIVISIONからこの対局をどうぞ。
2018年のWHITE DIVISION1回戦の南1局のシーン。
RTDリーグ、ついに開幕しましたね。
この日を待っていたファンの方も多いのではないでしょうか。
まぁ僕がごちゃごちゃ言っててもアレなのでさっそく配牌と点棒を見てみましょう。
配牌と点棒状況。
まずは親の平賀プロ。昨年のチャンピオン。17000点で南場の親を迎えています。
初出場の和久津プロ。東1局の2000.4000はお見事。
続いて達也プロ。ラス目なので打点が欲しいところですかねー。
たろうプロはトップ目。ゼウス様の選択や如何に。
5巡目~
5巡目。親の平賀プロが絶好のカンを引き入れてイーシャンテン。
点数の少ない親なので出来れば面前で仕上げたい場面ですよね。
との受け入れのイーシャンテンです。
同じく達也プロの5巡目。
ここにをツモってきて手が止まります。
なんとも難しい選択。「何切る」に出てきそうな手牌ですね。ドラは。
平たく行くならを切って、萬子は2面子で固定。
あるいはを切って「345」に決め打ちにする人もいそうですね。
萬子には手をかけずにここから筒子を落とす手順もありそうですよね。
さて、達也プロが選んだのは
はい、切りです。
達也プロらしい攻撃的な選択です。入り方次第ではも落としていく手順でしょうね。
まぁラス目ですからね、最低でも満貫くらいは欲しいところです。
しかし次巡にツモってきたのはドラのです。
ここではもちろん切りですが、さきほどの選択でを切っておけばここででテンパイが取れていましたね。
裏目と裏目でしょうか。
さて、8巡目。
平賀プロはを重ねて、さらに手広いイーシャンテンに変化します。
のポンテンも取れる形ですが、平賀プロは鳴かなそうな気がしますよね。
8巡目の達也プロ。
持ってきたのは。
さきほどから難しい選択の連続です。
三色を固定してのツモ切りか、両面への変化を求めて切りか。
ツモ切ります。
フリテンになっているを先に引き戻したときのことを考えると筒子待ちも濃厚な手牌ですからね。
ドラドラですし、ここで三色を見切っても良さそうですが、これが達也プロが愛されるべき理由でしょう。
強気の三色固定の選択。
ここまで来たら絶対に三色をアガってほしくなってきました(笑)。
そして9巡目。
平賀プロがをツモってきてテンパイ。
ここではを切って、とのシャンポン待ちでのリーチに受けます。
そして達也プロ。
絶好の引きです。これでテンパイ。
そしてこっそりを切ってヤミテンに構えます。
とのシャンポン待ち。
出アガリで満貫。高めのツモれば跳満ですね。
は平賀プロの先制リーチの当たり牌ですからね。
それを手牌に吸収して見事な三色テンパイです。
それを受けた10巡目の和久津プロ。
どうやら降り気味に見えます。いま達也プロが打ったばかりのを合わせています。
そして次巡。
場に放たれたのは達也プロの当たり牌の。
これが満貫の放縦となります。
降りてただけに和久津プロはこの放縦は痛いですね。
達也プロが強気の三色を見事にアガり切りました。
解説。
今日の解説は勝又プロです。
大好きな勝又プロの解説が開幕から聞けるなんて管理人はご機嫌です。
「(切りの達也プロを見て)三色を見ましたね。形でいえば(筒子の)カンチャンを払っての3面張型を活かして、カンが埋まってくれてのリーチ、ピンフ、ドラ1を狙うのがオーソドックスなんですけど、まぁこれは(達也プロの)持ち味ですよね。」
「(直後のツモでのテンパイ逃しを見て)これが痛いんですよね。シンプルに(さっきの場面で)を打っておけばここでカンのテンパイでしたからね。まぁこれでを引き戻せば三色ドラドラですからね。(やのポンについては?)はしたくないですね。3900点なのでちょっと嬉しくないですよね。ただ2枚目のなのでせざるを得ないのかなってところもありますけど。(もしポンしても)カンで待ちが悪い上に345の三色じゃないですか。だから手替わりが見込めないんですよ。引きとか引きが嬉しいツモじゃないので、ただのカンよりも、より悪い待ちになってしまうんですよ。のポンなら満貫なので、その不自由さも受け入れようというところもあるんですけど、3900点ではちょっとキツいですね。」
「(のツモ切りを見て)うわあ・・・すごいですね。ドラドラですよ。を引き戻せばメンピンドラドラになるんですけどね」
「(達也プロのヤミテンを見て)が平賀プロのリーチの現物ですからね。現物じゃなかったらおそらくリーチに行ったかなと思うんですけど。でもちょっと雰囲気は悪いですよね。(5巡目に)を打っていれば(ツモで)アガリがあっただけに怖いところですね」
とのこと。
達也プロの三色狙いについての見解を抜粋しました。
を切りが一応の裏目にはなりましたが、最終的はリーチ棒を含めて9000点の収入なので文句なしでしょう。
ちなみにもしを切っていた場合を想像してみましょう。
直後にドラを重ねての仮テンですよね。
そのあとのツモでピンフに変化したときにリーチしていれば一発ツモで3000.6000(裏ドラ不明)まであったんですよね。まぁカンでリーチをしていたらをツモ切ることになるので、その後のツモで2000.4000です。
もし筒子を落としていたら河に~の4枚が並んでいたかもしれませんね。
その場合はが平賀プロへの一発での放縦になります。
まとめ。
- 打点が欲しいときはやっぱり2翻役
- 状況に合わせて臨機応変なのもいいけど、こだわった手役作りもいいよね
- 裏目に見えるけど結局満貫なんだからOK
インフル明けで少し変なテンションの投稿になっていたらごめんなさい。
また適当に更新していきます。
※記事内の画像、解説はAbemaTV(麻雀)からの引用です。
引用元サイト:AbemaTV(麻雀)